松田 健司の学習プラン

社内SE(インフラ運用) → プラットフォームエンジニア

更新 最終更新: 2026-08-05
松田 健司のアバター画像

松田 健司(32歳)

社内SE(インフラ運用) プラットフォームエンジニア

プラットフォームエンジニア: 開発者体験を最大化する内製プラットフォームを設計・構築・運用し、開発者が価値を届けやすい環境を提供するエンジニア職種。

完全プランを見る

プロフィール / 経歴

中堅製造業の情報システム部で社内SEとして8年働いてきた。サーバー調達、VMware基盤の構築・運用、Active Directoryやファイルサーバーの管理など、オンプレミス中心のインフラ運用が中心だった。近年、社内システムのクラウド移行プロジェクトでAWSに触れる機会が増え、KubernetesやTerraformといったモダンな基盤技術に強い興味を持つようになった。社内の開発チームから「セルフサービスでデプロイできる基盤が欲しい」という声が上がっており、自分が中心となって社内向けの内製プラットフォームを構築したいと考えている。 これまで社内SE(インフラ運用)として現場での運用と改善を積み重ねてきたが、事業のスケールに伴いインフラへの要求は質・量ともに増大し、属人化した知識や場当たり的な対応では限界を感じる場面が増えている。特に信頼性・可観測性・コスト最適化・セキュリティを横断的に設計できる人材の不足を痛感しており、自分が次のステップとしてプラットフォームエンジニアを担うことで、組織全体の技術的意思決定に貢献したいという思いが強くなっている。そのために体系的な知識の再学習と、現場で得た経験の言語化を並行して進めている。

きっかけ・モチベーション

「運用代行ではなく、開発者の生産性を引き上げる『プラットフォーム』を提供する側に回りたい。Kubernetesと IaCを軸に、社内の開発者が迷わず安全にアプリを届けられる仕組みを作り、DevOps文化と内製化を社内に根付かせる存在になりたい。 日々の運用で見えてきた課題を、その場しのぎではなく根本から設計し直したい。プラットフォームエンジニアとしてアーキテクチャ意思決定の責務を負うには、特定ベンダーや特定スタックに閉じない普遍的な原理原則を自分の言葉で語れるレベルまで引き上げる必要があると考えている。学習を通じて短期的なキャッチアップではなく、長期にわたって判断軸として機能する基盤を築きたい。」

— 松田 健司

学習ストーリー

松田 健司さん本人の学習設計の語り

オンプレ運用の知識をベースに、まずコンテナとKubernetesの全体像を体系的に学び直す。次にIaCとCI/CDを組み合わせて、宣言的なインフラ管理の感覚を身につける。最後にプラットフォームエンジニアリングの設計原則とチームトポロジーを学び、開発者向け内部プラットフォーム(IDP)の全体像を描けるようになる。週末は自宅ラボでminikubeとTerraformを使ったハンズオンを繰り返す。 学習は週末と平日夜の限られた時間で進めるため、最初に全体像を掴んでから各論に入る順序を徹底している。読んだ内容はその週のうちに小さな検証環境で手を動かして確かめ、理解が曖昧な箇所は同僚や勉強会で議論することで定着させている。プラットフォームエンジニアとして通用する判断力を身につけるため、単なる知識の収集ではなく『なぜそう設計するのか』を説明できる状態を毎章のゴールに置いている。挫折しそうになったときは、最初に書き出した転身後の理想像を読み返して軌道修正している。

現在の課題

  • Kubernetesの実運用経験がなく、本番障害対応のイメージが持てない
  • IaCのコードレビュー文化に慣れておらず、Gitワークフローの実践が不足
  • プラットフォームを『製品』として捉える視点がまだ弱い
  • 開発者向けの抽象化レイヤー設計の経験がない

スキルギャップ

現在のスキル水準とプラットフォームエンジニアに必要な水準を並べ、何を伸ばすべきかを可視化しています。

Linux運用
4 4
VMware/仮想化
4 3
AWS
2 4
Kubernetes
1 4
Terraform
1 4
CI/CD
1 4
ネットワーク
3 3
シェルスクリプト
4/5

埋めるべきギャップ

Kubernetes本番運用 IaCによる宣言的構築 CI/CDパイプライン設計 プラットフォーム設計思想 クラウドネイティブ監視

最初の3冊(ここから始める)

迷ったらこの順番で読むのが推奨。基礎 → 実践 → 視座を上げる、という流れで構成されています。

  1. 入門 Kubernetesの表紙

    入門 Kubernetes

    Hightower Kelsey、Burns Brendan 他

    初級
    Amazonで購入する

    なぜこの本か

    オンプレ運用の経験はあるがKubernetesは断片的な知識しかないため、まず全体像と用語を体系的に押さえる必要がある。社内SEから一段上のレイヤーに進む最初の入口として最適。 プラットフォームエンジニアを目指す上で、本書が扱うテーマは現状の自分に決定的に欠けている領域であり、日々の業務で直面する課題を体系立てて理解し直すために最も優先度の高い一冊と判断した。読了後はチーム内で要点を共有し、設計判断の場で参照できるレベルまで落とし込む計画である。

  2. なぜこの本か

    AWSへの段階的移行を進める中で、手作業の構築から脱却する必要がある。Terraformの基礎から実践まで通しで学べ、プラットフォーム化の前提となるIaC力を獲得できる。 プラットフォームエンジニアを目指す上で、本書が扱うテーマは現状の自分に決定的に欠けている領域であり、日々の業務で直面する課題を体系立てて理解し直すために最も優先度の高い一冊と判断した。読了後はチーム内で要点を共有し、設計判断の場で参照できるレベルまで落とし込む計画である。

学習プラン全体像

6
ヶ月
週8
時間
3
フェーズ
  1. Phase 1: Kubernetes基盤の習得

    8週間

    コンテナとKubernetesの基本、運用設計の勘所

    このフェーズで読む本

  2. Phase 2: IaCとCI/CDの実践

    8週間

    TerraformとGitHub Actionsで宣言的にインフラを扱う

    このフェーズで読む本

  3. Phase 3: プラットフォーム設計

    8週間

    プラットフォームパターンとチーム設計

    このフェーズで読む本

似た背景のペルソナ

同じ職種・近いレベル感を目指す他のペルソナです。学習プランや読む順番のバリエーションとして参考にしてください。

プラットフォームエンジニアのロードマップへ

松田 健司さんの学習プランは「プラットフォームエンジニア」を目指す一例です。 職種全体のロードマップ・必要スキル・代表的な書籍は専用ページで体系的に確認できます。

プラットフォームエンジニアのロードマップを見る →